1 題材の目標   2 題材の評価規準 3 主な学習内容と評価 アドバイス 資料

タイトルイメージ
本文へジャンプ
1 オカリナの歴史と起源 オカリナの原型は、メキシコやペルーのインディアンの原始的な土笛、石笛(動物や人の形をし、3~5音を出す)にヒントを得て作られたようだ。
弥生時代の出土物に卵形の土笛がある。また、紀元前に中国のけんや南米の4穴式のもの、鳩笛的発声をもったメソポタミアのものなど世界各地にその原型らしきものが生まれている。
この原型となる楽器に西洋音階を取り入れ、オカリナの名を付けたのは1860年頃イタリアのプードリオ村に住むドナーティ(Donati)だといわれている。
その後、1928年にレル民族音楽研究所が12穴式のオカリナを完成した。
また、正規の楽器として不可欠なピッチ設定可能な楽器としたのが日本の有田川孝である。
○ 土笛からオカリナヘの進化(考察)
実際に土笛を吹いてみると、唇を細めて空気をうまく調整しなければならず、複数の音階を鳴らすには、相当熟練する必要がある。
そこで、ストローの先を細めてガイドを作り、適切な位置に空気が吹き付けられるようにすると、「ポー」という心地よい音が響く。
このストローの形を土で作り、土笛と一体化させ、さらに持ちやすい形に改良していくと、ドナーティが作ったオカリナの原型に近づく。(オカリナヘの進化を実感した瞬間であった!)
2 7つ道具を手づくりしよう
3 土笛を作ろう
4 鳴らし方
5 焼成
6 鳴らし方を工夫する(オカリナヘの進化)
7 オカリナのしくみと特徴
8 オカリナの形を作ろう
9 鳴子の作り方
10 オカリナに命を宿そう
11 音階づくりに挑戦
12 作品には大きくサインを
アドバイス