○ 学習プリント コラグラフ - 気持ちを版画で表現しよう -
コラグラフの名前はコラージュ(貼る)に由来する。ベニヤ板、厚紙、ボード紙などの台紙に紙やアルミはくなどを貼り付け、表面に凹凸を付けて版を作る。凹版、凸版、凹凸版刷りの3パターンができ、それぞれインクの付き方が違うので3種類の効果がでる。素材のもつ物理的な力が表現される版画技法である。偶然性を楽しみながら、その偶然をいかに生かすかがこの版画の魅力である。テーマから浮かんだ情景を、この魅力的な技法で表わそう。
1 題名を決める
・「春夏秋冬喜怒哀楽」の中から1語を選び、そこから浮かぶイメージを単語や文章にしなさい。
2 使う材料を書く
・自分の使ったものを必ず1つ以上入れること。
3 アイディアスケッチをする(縦・横自由)○ 本格的に、エディションナンバーを入れる
エディションナンバー、題名、サインを入れる 作品展示風景
〇 版画専門紙を使って | |
版画の刷り紙によって、インクの吸い込みやのりが大きく違う。出来映えに最も影響するので、ここでは専門紙のアルデバランを使った。 額に入れて飾れるように、エディションナンバーや題名、サインなどを本格的に入れて、版画家になった気分を味わえるようにした。 生徒が街角で版画を見かけたとき、体験したことが蘇り、興味関心がもてるようになってくれたらと願う。 |
資 料 |